全国の15~69歳の男女を対象にしたオンラインギフト(eギフト)に関するインターネット調査で、「贈ったことがある」と回答した人が全体の約5割に達し、日常的な贈り物手段として定着しつつあることが明らかになりました。調査はLINEユーザー3,152人を対象に、2025年11月4~5日にスマートフォンWeb形式で実施されています。
利用シーンでは、贈った経験がある人のうち「誕生日のお祝い」が3割弱で最多となり、全ての年代で1位でした。特に20~30代女性では「誕生日」での利用が5割前後と高く、「お礼や感謝」「差し入れ・ちょっとした贈り物」「サプライズ」で使う割合も他世代より高めでした。一方、「自分用に購入した」人も全体で1割弱おり、自家利用ニーズも一定数確認されています。
もらってうれしいオンラインギフトは、全体では「コンビニで使えるギフトカード/チケット」と「カフェで使えるギフトカード/チケット」がそれぞれ約3割で上位を占め、「お菓子・スイーツ」「食品ギフト」「飲食チェーン店のギフトカード」が続きました。10代では「ゲーム・音楽などで使えるギフトカード/チケット」が2割台半ばで1位、10代男性では3割強に達し、映画・イベントチケットや美容・コスメ用品も他年代より高い支持を集めています。60代では、好みが選べるカタログギフトが2割台後半で2位となるなど、年代によるニーズの違いも浮き彫りになりました。
今回の結果から、オンラインギフトは若年層を中心に「誕生日」や「感謝・差し入れ」の定番手段として広がる一方、年代によって好まれるギフトの種類が異なることが分かります。今後は、体験型コンテンツやサブスクリプションサービスなど、デジタルならではのギフト拡充と、ターゲット別の企画が進むとみられます。
source: PR TIMES
